あなたに捧げるストーカーの歌


―――――――


ピピピッ

「今日は休みね。」


お母さんは私がはかった体温計を見ていった

「…はぁーい」

きっと38度くらいか。

「じゃあ私、仕事いくから。お粥は作れる?」

「まぁまぁ?かな?」

「あら時間。ごめんね日向、もういかなくちゃ」

「行ってらっしゃい。」

倒れた私。

昨日の…
まさか私の予感が当たるとは…

『ストーキングしたからさっ☆』

昨日の言葉が私の頭をこだましズキズキする。

出席日数は一応足りているため、今日学校いかなくても大丈夫だ。

「…もう………最悪…。」

なぜか冷静だった私。
慣れてしまったのか?


小太郎は父さんに連れられて保育園に行った

ビワはお母さんの部屋で日向ぼっこをしてるだろう。

どんな顔して学校の門をくぐればいいんだ…
隣の奴がストーカーとか嫌すぎる。