よろずや。


[午前0時 明日 旅立つ君へ
僕の気持ち 手紙に託すよ
朝焼け いつもの駅で ただ「気をつけて」と
笑えるように Yeah]

何時もの日常。

なにもかわらない。

何時もの改札。
何時もの電車。
何時もの音楽。

GreeeeNの<旅立ち>を聴きながら学校へと向かう電車の中に、僕はいた。
ただ、最近は、この何でも無い通学時間で、僕は幸せを見つけた。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

通学中に見つけた彼女。

彼女は背が小さく、150ちょっと位しかないらしい。

彼女との出会いは、今年の春。
僕が電車から吐き出される様に出て行く人達に紛れて出た時、何かが足にぶつかった気がした。

気になって振り返ると、女の子が転んでいた。

やってしまった…

と言う気持ちが波の様に押寄せてきたので、仕方なく手を貸した。

そして、見えた顔にヒトメボレ。