「こんばんは。奥原です」 奥原くんは純ちゃんにも軽く挨拶。 なんだろ・・・ なんかここに居たくない。 「君が例の高校生くんね〜!カッコいいね〜!そちらは彼女… 「純ちゃんっ!!」 思わず叫んでしまった。 「純ちゃん、で、デートの邪魔しちゃ悪いよ?っね、ほら早く飲みにいこ!っね?」 「えっ?あ…うん、そうね。じゃあね、イケメンくん」 「じゃ、じゃぁね、奥原くん!」 私は純ちゃんの腕を掴んで歩き出す。 「…和歌さん?」 私は不思議そうな顔をしている奥原くんを無視してそのまま立ち去った。