「...ニヤニヤして気持ち悪いところごめんね?和歌、PC電源ついてないけど...」






ハッと声の主に目をやると、私のPCの電源を入れてくれてる同期の純ちゃん。






「仕事中は仕事に集中しなさいよね?
また彼氏の事考えてたとか??どんだけ好きなんだよぉ??」



「ははは...いや...ははは...」



「もう付き合って5年だっけ?長いよねぇ~。まだしないの?...結婚」



「うーーーーーん...どうだろう?まだそういう話はちゃんとはしてないんだけど...出来たらいいなぁっとは思ってるよ。でも、まだ23じゃん?まわりも結婚してない子ばっかりだし...」



「でも付き合いが長くなればなるほど、ダラダラしてると結婚できなくなるよ?
って、あ、そうだ!今夜、和歌ヒマ?久々に飲みに行かない??昨日雑誌でお洒落なお店見つけたの♪」



「おぉ!!いいねぇ!!今日彼氏も飲み会でいないし、久々に女子会しちゃおっか♪」



「よし!決まり♪んじゃぁ、定時に仕事終われるように集中して働きなさいよ?!」