友達は 寒いから 早く 開けてって言わんばかりに 外で ブルブルと 震えながら 開けるのを 待っていた。

『私だよ〜ん』っと馴れ馴れしく話す声に

私は 戸惑いもなく 戸を開けた。

そして
直ぐに 出かけ 車の中を 見ると友達の彼が 後部座席に ちゃっかりと 座っていた。

何だ 一緒なんだと 思い 嫌な気持ちに私は なり 友達とばかり 話しをしていた。

もちろん 彼も 話しの会話に参加する気配さえ無かった。
参加しても 私が 会話に 入ってもらいたく無いと思っていたからだ。


途方もないドライブ。

今日は 友達のお気に入りの
海まで 来た。


そこで ようやく 彼は 話しかけてきた。
他愛無い 話しだけど…