恋愛を知らない少女

親の許可もでてるし
なにも問題ない

「家に友達を入れるのは普通のことでしょ?」

別に変なことじゃないよね…?

鈴夜くんはニコッと微笑んだ

「お…お邪魔します」

人の家が珍しいかのようにキョロキョロとしている

珍しいものなんて何もないのになぁ

「ここが私の部屋だよ」

ガチャ…

な…なんか恥ずかしいな

「おっそーい!もー、何してたの?」

ユキリンは少し怒るふりをした

「ごめんね。鈴夜くんが戸惑ってたから」

ユキリンはふ~んと妙な笑顔をした