なっ・・・あぁぁぁ！

おわった。俺の人生終わった。

まさか華月の親友にばれてたなんて。

「ど、どうして分かった？」


「顔に、”俺は華月が好きです”って書いてある。ふふっ」


嘘だぁぁぁぁぁぁぁ！！！！

そんなバカなぁぁ！！

いっそ、告白してしまおうか？

「雪ちゃん？だったかな？」


「はい？なーに？」

この娘に聞くのが早いな。


「華月って彼氏いる？」


いたらショックだなぁ。

・・・まじで。

「いないよ。告白するの！？」

その通り！！

俺は決めたんだ！


「まぁ、がんばってー！結果は別としてね！あはは。」


なんだ？その結果は別としてって。

まさか好きな人いるとか？

「じゃあねー。」


俺は軽く手を振った。


・・・ん？


「なんだよ。華月、天宮と話してる。」



楽しそうだし、照れてんじゃねーかよ！！


上山-side　　end