ダダダダダ・・・
誰かがこっちへ来る。

「おい!天宮!!」

ん?誰だろう?

振りかえると上山が・・

「きゃあ!上山!?」

「あ・・華月」

なんだか気まずい雰囲気

「鈴夜くんとは友達・・?」

「え・・いや別に・・」

「違う・・の?」

たぶん友達じゃない・・

だって鈴夜くんは友達いないっていってたもん。

「違う・・」

やっぱり!!

「何しに来たの!?」

「いや・・あの・・
 何でもない・・」

何なの?用がないなら
来たりしないでしょ。

意味分かんない。

「正直に・・言ってよ」

「え?正直に?」

「鈴夜くんと二人で話したい?」

話したいって言うなら
あたしは引き下がらなきゃ。

「あ・・あぁ二人で・・」

「わかった。じゃあ・・」