「ごめん、俺やっぱり結城の事好きじゃない」

そして、何処までも馬鹿な私。

「そっか、じゃあ良いよ。
私が好きなのは勝手でしょ?
今まで通りにしよう」

過去の私よ、あんたは感心するほどの馬鹿だ!

結局、彼が就職で地元を離れるまで。
ずっとセフレ関係は続いた。
私は、片想いのまま何度も抱かれ続けた。

躰だけでも傍に居たくて。
躰だけでも良いから愛してほしくて。

小学生からずっといじめを受けていた私には、友達が少なかった。
自分には彼しか居ないような気がして、
恋に依存し過ぎたのかもしれない。

付き合っていた2週間は、1度も会って貰えなかったな。
彼とたった1度お出掛けした先は、ラブホだった。

彼には、フェラと騎乗位を教わった。