休み時間にわたしはトイレに行った。トイレに入り個室のドアを閉めようとすると二本の手がそれを阻止した。


手の主は小鹿だった。その後ろにはお決まりのように花田がいた。


「山崎ちゃーん。」


二人は不気味な笑いをしてみせた。

わたしは吐き気がした。

その場から離れようとしても二人が道をふさぐ。