そう怒鳴る母の目は血走っていた。


『うるせぇんだよ。
何が恥ずかしいだ。今まで散々ほったらかしにしといてふざけんな。』


母を睨み付けた。
母の顔はみるみる赤くなっていった。

わたしは自分の部屋に向かった。今度はひきとめられることはなかった。