いつものようにわたしは制服を着て家を出た。 憂鬱だ。 わたしはいつもの公園に向かってブランコに座った。ギリギリまでここにいよう。 学校にいる時間が一秒でも短いほうがいい。 そんなふうに思っていたけれど、そのままわたしはブランコから離れることが出来なかった。 行きたくない。 学校に行きたくないよ。 学校が火事にでもなればいい。そんでもって、生徒も教師もみんな死んじゃえばいいんだ。 そしたらわたしは救われる。