『返せよ。』


わたしは二人を睨んで言った。


「は?なにが?ウケるんだけど。必死。」


「キモい。」


二人は笑いながらそう言ったのだ。二人を責めても下着が返ってはこないだろう。

わたしは諦めて服を着た。

だけど…
どんなに悔しかったことか。


悪魔だ。