キスをするより唾を吐け

そんなこんなで授業が終わって昼休み。


「春、お弁当持ってどこに行くん?」

「春が居なくなったら俺等女子に囲まれるやん!」


二人のイケメンに両サイドの腕を掴まれ引きずられる私。


「離せ!!今からマコティンとお昼なんだ!!はーなーせー!!」

「アハハッ!離すわけ無いやろ?春はこれから卒業まで俺等と仲良く食べるんや。
屋上には三人目の彼氏ね柳澤までおるで。
良かったなぁ春♪」

「いやだぁー!!マコティン、マコティーン!!!」