ボーッと窓の外に目をやると、窓に微かに写る自分の顔


泣き出しそうなのを、必死で堪えているせいで眉間と、顎に妙な皺が寄っている。



こんな時、人目を気にせずに泣けるなら、楽になれるのに



窓に写る自分の顔があまりに酷かったせいで、「なにやってんの」と他人事のように冷静に見る私がいた。


泣きたい自分と、冷静に見守る自分


どっちにしても、問題を解決する糸口は見つからない。