幼なじみをやめるまで

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「咲-!早く!遅れちゃうよ」

「舞子、ごめんね」


駅に着くと、改札でピョンピョン跳ねて待つ舞子に駆け寄る




「咲かわいいじゃん。色も変えた?」

「うん。ちょっと大人っぽくしないと」




「似合ってるよ」

「ありがとう潤」


舞子の隣に立つ潤は、新しい制服をしでに着こなしている。