幼なじみをやめるまで

「おう、サンキュ」


タオルを受け取ると、ガシガシと顔を拭き始める千裕。





「葉山さんなんだって?」


「えっ?」


「やれそうか?」



顔を拭く手を休めてこちらを向いた千裕の顔は、本当に心配してくれてるんだと感じる



なのに、私は断ろうとしている。

チクンと痛む心




「うーん、どうかな?まだ分からない」

「そっか。でも、咲がサポートしてくれると俺的には安心してプレーできるんだけどな」



「えっ?」


「だってさ、一方的な好意を持たれてる奴が側にいても面倒だろ?」