幼なじみをやめるまで

フゥーと一つ深呼吸して、舞子の顔を 見たら、不思議と迷う気持ちが消えた。



「あのねーー」


私は、一言出ると後は不思議とスラスラ言葉がでた。
それは、自分でも驚くほどで、どれだけ溜め込んでいたんだと、自分を突っ込みたくなった。


舞子は、途中相づちを打ちながら、いくつか短い質問をする位で、ジッと聞いていてくれた。



「ーーこんな感じ……です。はい……」


全てを話終わって、壁の時計に目をやると、ずいぶん時間が経っていた。



「ふーん。なるほどね」


背中をポンポンと撫でていた舞子の手が、急に私のおでこをコツンと叩いた。



「えっ?」


驚く私を完全に無視して、