「なぁ藍華......

大丈夫か?」




『.....なにが』




ごめんね


拓ちゃん



私が前みたいに
なってるからだよね


前みたいに........




でももぅ頼る事は
出来ないんだよ



「.....なんでもない


それより あいつらには連絡したのか?


あいつら藍華を『してないよ。出来ないんだよ。ごめん。』



もぅこれ以上思い出したくない。


思い出したいけど思い出したくない。

思い出しちゃいけないんだ



「そっか.....

まぁいつでも俺を頼れよ


藍華は俺の.....

いや俺達の大切な家族だから」



拓ちゃん.......


いまでもそう思ってくれてるんだ


『ありがと』