そんな音がしても、平然と歩き続ける3人。
・・・気に、ならないんだろうか?
カランカランッッ!!
「・・・・・・・・だめですっ!!」
バッと身を翻し、音のした方へと走る。
「お、おいっ!」
後ろの方で「待て」とかなんとか言っている声が追いかけてくる。
(そんなの無理っ!!)
どうしたものか、好奇心の方が勝ってしまったらしい。
バッシャアアアン
音のする方へと行く。
ハア、ハアと息を切らして着いた先は―――・・・女子トイレ。
トイレ、ということは、掃除のおばさんなんかが来ているんだろうか?
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