わたしたちが廊下を歩いているとき、 カランカランッ!! 何かが転がる音がした。 そのあとに、 バッチンッッッ!! ものすごい音がした。 「え・・・あの、今の音は・・・?」 「さあな。気にすんな。先公だろ」 「そ、そうですか・・・・?」 なんとなく納得できないものの、まあ初めての学校だしこういうものなのかもしれない。 学校歴が長いこの人たちが何もないと言っているようなので気にしないことにした。 それでも・・・ バッシャアアン!!! 続く物音。 今のは、水の音のような気がする。