てゆうか、この人たちは、何者?
薄々思っていたこと。
まず、あんな夜中にいきなり窓からコンニチワ。
・・・ありえない。
それに、さっきのガラの悪い人たちもそうだし、見回り・・・?
なんの見回りだろうか。
この辺の学生を守るために見回っているのだろうか?
この、ガラの悪い人たちが?
いや、人は見かけによらないって言うし。
そんな考えが、ぐるぐると頭の中をめぐる。
そんなことより、重大な問題点を思い出した。
それは・・・
「あの・・・わたし、いつ帰ることができるのですか・・・?」
これだ。
これ以外ありえない。
「あ?いつか帰れるだろ」
