わたしの目に映ったのは、せっせと学校の制服だと思われるブレザーに腕を通す恭弥・・・。 「何って、着替えてんだよ。ほら、お前もさっさと着替えろ」 パッと投げられた制服。 見てみると、女子生徒用だった。 「ええと・・・?」 いきなり渡された制服を見て、戸惑う。 「何やってんだ。着替えてこいよ」 「俺が着替えさせてやろうか~?」 「け、結構です!」 そう言って、わたしは自分の寝ていた部屋に戻る。 バタン、扉が閉まる。 そこで、気づく。