「…ホント有名ね、あんたって」 「悪名だって言ってんだろうが」 二人は、どんどん進んでいく。 「とりあえず、本部の建物だ。あそこに、主要なヤツが大体揃ってるだろ」 「……その適当さ加減、やめてくれない?」 本当にもう、とミサトは肩をすくめる。 そう言う本人も、大して気にはしていないようだが。 とりあえず街の中心に、ダウンタウンには似合わない風情の5階建ての近代的なビルがある。 近付くにつれ、大きな爆発音と煙の原因は、そこからだということを確信した。 二人は、脇目もふらずに進んでいく。