BRACK☆JACK~本章~



「…ホント有名ね、あんたって」

「悪名だって言ってんだろうが」


 二人は、どんどん進んでいく。


「とりあえず、本部の建物だ。あそこに、主要なヤツが大体揃ってるだろ」

「……その適当さ加減、やめてくれない?」


 本当にもう、とミサトは肩をすくめる。

 そう言う本人も、大して気にはしていないようだが。

 とりあえず街の中心に、ダウンタウンには似合わない風情の5階建ての近代的なビルがある。

 近付くにつれ、大きな爆発音と煙の原因は、そこからだということを確信した。

 二人は、脇目もふらずに進んでいく。