「そしてな…ミサト…おまえさんにもきっと…心の底から笑える、日が来る…」 「あら、あたし、そんなに笑ってないかな?」 苦笑しながら、ミサトは言った。 老人は、微かに笑う。 「そうじゃな…わ…しも、おまえさん達と、同じような…ことを…願っとるよ…」 微笑を携えたまま、老人は静かに目を閉じた。 ミサトは銃を取り出すと、天井に向けて一回、引き金を引いた。 静かなダウンタウンに、がぁぁん、と銃声がこだまする。 老人をその場に寝かせ、ミサトは店を後にした。