「…そもそも今日は…お前がここを使う日じゃない…!!
契約通りだと……今日は…自分がここを使う事になっている。
勝手に契約を破りここにきても…そもそもそなたにもその権限はない…。
今日…ここで誰をどうする権限を得ているのは…そなたではなく私なのだから…!
気に食わないなら…出てってもらおう…。」
「なにっーーー!!」
Ken-sinの涼やかな笑みにKabutoは目をつり上げみるみるうちに顔をしかめたその前にビッ…と白い紙を差し出した。
「ここを使う契約書だ…。
悪いが日にちを間違えているようだから…今日のとこは出直してもらいたい…。
どうしても…ここにいたいというなら私のルールに従ってもらうがそれでもよいなら話は別だが…?」
ククク…と嘲笑を浮かべてしたたかに差し出された契約書に…この場所の支配人と契約を交わしたという証明が記されKen-sinのサインが書き込まれていたのが…遠目だけどうっすらと見えた。

