Kabutoはその琵琶の音色に冷静な顔を崩し怒りを露わにしてその音色の主を待ち受けた。
「Ken-sin!!」
Kabutoの声に…冷静な顔つきで冷たい笑いを口元に浮かべたKen-sinの突然の登場に…ギャラリーにいた女子(ママを含めて…)黄色い声が上がったのにKen-sinは…琵琶の弦をはじく手をとめた。
「…どうやら…技ありだったようだな…!!
Kabuto‥‥‥。」
ククク‥と涼しげな目を細めて笑いながらKabutoの怒りをあおった。
「‥‥‥Ken-sin‥!!
貴様のせいで‥座が白けた‥。」
フンッ‥と苛立ちをださないようにKabutoは…Ken-sinを睨んだ。
「……そんなに盛り上がってるようには見えなかったけど…?
それに…契約を交わしたはずだ…。
今日は…君がここを使う日じゃないはずだけどね…。
Kabuto……。」
鋭い指すような冷たい視線で…Kabutoを睨みつけたKen-sinに向かって彼も負けずと睨み返し両者の間に火花が散った。

