くるりと踵を返して私を睨みつける彼は‥私の近くに歩み寄った。
身の危険を感じ後ずさり身構えた…。
「な…な…なんで女の子嫌いなの…?
もしかして―――――女の子だから…?」
ピタリと私に対面するように足を止めた彼は‥髪を乱暴に書き上げた。
ヒュウウウ~。
二人の間に風が駆け抜けていった。
「くくっ…。」
突然口角をあげて薄ら笑いを浮かべて…私を睨み殺した。
「…だったら…どうだというんだ?」
「どうも…しない…。
誰にも言わないし…私には関係ないから…!
ただ…あなただって私に何かいいたい事があるんじゃないの?」
思い違いも甚だしいかもしれない…。
ただなんとなく感じたの…今本気で話ができる信用できる人が彼にはいないんじゃないかと…直感的に感じた。
「あなたが女の子嫌いのは…別にどうでもいい事だけど…あなたを好きなファンの女の子達だってたくさんいるわけだし…嫌いって面と向かっていわれたらなんで嫌いなのか聞きたくなるのが心情ってもんでしょう…!
別に深い意味なんてないわよ…!」
ジワジワと私を追い込み進む彼に対して私は後退りしながらも声を張り上げた。

