突然…何を次から次に言い出すのかと…殿の発言に目を丸く見開いた私を除いた周囲の様子はみんな一斉に首を横に傾けた。
「…あっ…!
これにも…ワケがあって…!
昨日から殿がクラブハウスに興味を持ったみたいで…たまたま教会にゴスペルを教えにきていた黒人の指導員…ヤスケという人とあってその人の知り合いがクラブハウスの専属DJやってるみたいだから…今夜ヤスケについてクラブハウスに行こうってことで…みんなにお誘いしてるだけなんだと思う…!」
今日…あったばかりで…こんなにたくさん引き連れてヤスケも困るだろうなあ…と思って何気に…遠まわしに経緯を話して報告という形で終わらせたかったのに…なんと…。
「皆の者…!!
全員行くということでよいな?」
有無を言わせず簡単に無理強いして周りを承認させてしまった…(汗 )
「クラブハウスってどこの…クラブハウス?」
徳家くんが私にコッソリ尋ねて私は首を横にふった。
「それが…どこかはわからないの…。
ヤスケっていう人が手配してくれる事になってるから…!」
肝心の事聞きそびれた事を思い出して…手を合わせてお詫びした私に濃君が殿をみてまた呆れて大きい溜め息をついた。

