なんだか以前よりも明石少年とガラシャさんから話を聞かされ、ヤスケと出会い…本能寺の変の炎は…私の恋心に引火してより一層殿に対する想いを強く高めてきているようにも思えた。
それが…吉乃の想いなのか‥?
私自身の想いなのかは‥わからないけどそんな事なんかどうでもいいくらい今は…切ないと愛しさで心が満たされ殿の腕に掴まる。
「信忠がいつでも生まれ変わってきてもよいように…なんとしても…デビューして吉乃と今度は2人で子供を育てられるようにわしも頑張らなくてはのう…!
その前に…あのKabutoという者とKen-sinを打ち負かす程の力をつけねば…!」
殿も私の頭に軽く口付けしてごまかし細めたその瞳をうっすら潤ませたその微笑みに私は深く頷きただこの人と一緒にいたいと素直に心に誓殿の腕に掴まる。
そんな殿は周囲をキョロキョロと見回し私に耳打ちした。
「今度…一段落したら…神社にでも景気づけにいくかのう…!
縁結び…祈願とか…わしは神仏の事はよう知らない故吉乃が調べておいてくれ…!」

