「でかしたぞ!
ヤスケ…!
早速…今夜“クラブ”行き決行じゃ!」
殿の声が教会に響き渡る。
ちょうどその頃…。
天窓のから光がもれてスタンドガラスに描かれたキリストを明るく灯し教会中を神聖な空気とともに光が温かく広がり差し込んだ。
「良かったですわね!
念願のクラブハウス行き叶いそうだし…!」
殿の嬉しそうな顔を眺めていた私は笑顔をこぼした。
殿も深々と頷き…やがて明石少年へと再び視線をうつした。
「光秀よ…!
そなた…!
今世では…語学が堪能じゃのう…!
わしにつき…語学を教えろ!
それで本能寺の変の件…帳消しじゃ!」
ヤスケから先程の歌詞をひったくり…明石少年の前に差し出した殿は…ニマリと笑った。
その様子を…視線も離さずにみていた明石少年だったがやがてニマリと笑い返した。
「じゃあ…。
私も心して厳しく語学のlessonをいたしますゆえ…お覚悟だけはしといて下さいね!!」
「臨むとこだ…!
まだ…疑いははれたワケじゃないんだからな…!
今度…裏切ったら火破りじゃぞ…!」
「そんな事をしたら…警察に駆け込みます!!」

