その様子に気付いたヤスケは…突然私と殿を両腕に抱えこむように肩に腕をまわして引き寄せた。
「Oh~!
この曲サイコー!
どうせならヤスケの知り合いがクラブで働いてるからクラブDJのからLapの手解きうけてみたら‥!」
「えっ‥!!」
思いがけない“クラブ”の響きに私達は思わず声をあげた。
「ヤスケ!
クラブというとこしっておるのか?」
殿も嬉しそうに声を弾ませる‥。
それもそのはず‥先程…話題にでたばかりのまさかの展開だから興奮せずにはいられなかった。
そんなヤスケは殿の言葉に大きく頷きグッと親指だけをたてて拳をにぎった。
「ヤスケの友人…クラブハウスで専属のDJをやってて音楽の事に強い奴だから…そいつに手解きうけたらもっとカッコ良くなるじゃん!!」
黒人のヤスケが語尾の最後に「~じゃん!!」とつけたしのが可笑しくて吹き出した。
「what?」
そんなヤスケは笑われた理由がわからず首を傾げたその様子を見てみんなが微笑んだのにつられて笑った。

