「こうか…?」
「Oh~!
very good!
さすが‥トノ‥!
習得早いね~!」
ヤスケにダンスを教えてもらっている‥殿は最初は‥舞とは違う踊りかたに戸惑いはしたものの‥2時間も経過する時には‥ヤスケのダンスについていけるほどの恐ろしい上達ぶりをみせた。
ヤスケと2人で楽しく踊るその姿が‥意気揚々としているそんな殿の雄姿に再び惚れ直し1人顔を赤らめて見守る。
もともと‥殿は舞や能に対して嗜みがあり‥踊る事はキライじゃなかったのもあったのかもしれないけど‥ヤスケと並びdanceを踊る姿があまりにも新鮮でハマりすぎていたその眩しい姿に魅了された。
“殿‥。
格好いい‥。”
まさかこんなにもdanceに馴染む殿をみる事ができるなんて‥思ってもいなかったせいか私はただ踊りを極める殿を昔の吉乃と同じく見つめていた。
「出来た!」
夏休みの宿題を終えた子供みたいに‥隣のキッチンから先程託された歌詞を持って駆けつけたその声に現実に戻されて声の主‥明石少年を迎えた。

