男女それぞれのパートをキレイにハモりながら‥ハーモニーを奏でるそのゴスペルを生で聞いた私達は思わず感嘆をこぼした。
一曲目のゴスペルを聞き終えた私達は…あまりの迫力に拍手を送ったのに気づいたゴスペルの指揮の黒人がこちらを振り向き一礼した。
「…彼…ゴスペルの指導員としてここに通ってくれてるヤーシュ=ゴルラドさん。
みんなからは‥なぜかYASUKE〈ヤスケ〉って呼ばれてるのよ‥!
そうだ‥。
子供達にダンスも教えてるの!」
ガラシャさんに手をあげて「休憩~!」とゴスペルの仲間に流暢な日本語で伝えたYASUKEは‥私達に向かって歩いてきた。
町で黒人の人みた事あるけど‥ダンスをやってるせいか‥かなり大柄にみえ筋肉質な体系にあどけない笑顔を振りまきながら‥やがて殿をみるなり――――。
「トノ――――!」
突進していきなり殿に抱きついた。
クスクスと笑い声がガラシャさんの笑い声が響いた。
「もしかして‥!
ヤスケの生まれ変わりか?」
殿はいきなり抱きついてきた筋肉ムキムキのマッチョな黒人の背中に手を回してペチペチと叩いた。

