やがて…。
目的地のスーパーにたどり着いた所で私達は…買い物カゴを用意してカゴの中に食糧品を入れていった時だった…。
不意に鮮菜売り場にさしかかった時だ…。
キャベツが盛られた中に…何故だかオレンジ色の物体が動いたのを見つけた後…ランドセルをしょったいつかの明石少年がニコニコしながら近付いてきた。
「真帆お姉ちゃんだ…!」
「あっ…。
明石くん…。
また…学校サボリ?」
近くで少年をジッと見ていた殿の視線を避けつつ私に歩みよった明石少年は大きく首をふった。
「バレたか‥!
それより‥隣の怖いお兄さん誰?」
自分の話題を早く切り替え隣に並ぶ殿の事を尋ねられなんと紹介しようかと‥考えている内に明石少年は殿の前に歩みよった。
「明智光秀の事どう思う‥?」
「えっ‥!?」
唐突に思いもよらぬ質問に私は明石少年が例の明智光秀の生まれ変わりの夢をみたという事を教えてくれた事を思い出した。

