殿は自信満々な表情で語った。
「金判の3人が狙われているって…まさか殿が逃亡した時に被害者として出会った人達の事?
狙われてるって例の暦の首謀者達にってこと?
」
殿の先程の言葉に…以前殿が京都で逃亡生活をしていた際に…出会った者達に金判を配り事件に巻き込まれた例の被害者の方々だとすぐにわかった。
その彼らが何故に例の暦を狙う集団に狙われているのか気になり殿に再度尋ねた。
「…さよう…。
あれから…何度かおかしな奴らに3人ともつけられておるようで…半田刑事に相談しておったのじゃ…!
わしの責任でもある故…彼らを預かる絶好の機じゃ…!
ひとかたまりになり動けば…奴らも何か動きをみせよう…!」
殿は不適な笑いを浮かべた。
「そうだったんだ…。
あれから…そんな事があったなんて知らなかった…!」
ポツリと呟いた言葉に殿はまたニヤリと不適な笑顔を浮かべた。
「吉乃には…奴らを迎えいれてもらう故…彼らがきたら何か美味い物でも食わせてやってくれ…!!」
「えっ…!」

