諷馬も彼らにデジャヴを感じたのだろうか…。
なんだか懐かしそうな瞳で彼らが去った後をみた。
「さあてっ――!
濃っ!!
もう名前は決まっておる…。
Zipangu〈ジパング〉じゃ!!
」
殿は張り切って声をあげた。
「まったく‥!
相変わらず‥困った方です‥!!
まだ何をするかわかっていないのに‥もう名前をつけられて‥!
何か打策があるならそちらを先にお教え下さい。」
相変わらず殿に手厳しい言葉をピシャリと言い切り殿に悪戯な笑みを浮かべた。
「‥策ならある‥!
わしが‥ここの時代にたどり着いた時‥四条の近くであった男がいた‥!
その男‥。
バンド‥というのをやっていたみたいでのう‥!
わしの前で披露してくれたのじゃ‥!
他にも“前田”と名乗る者もおってその者も“ライブ”とかなんかをやっているような事を言っておったのを思い出してのう‥!
あの3人も金判の事で例の組織絡みで狙われおるからのう‥半田刑事に保護されている身の上じゃ‥からの‥!
いわば…運命共同体…!
ここは一つ奴らの手を借りどんな形でデビューするか決めた方がよかろう‥!!」

