忍びの者達の言葉に殿は頷き更に言葉を続けた。
「…今から…
手分けして…京都に戻り半田刑事と金判をあげた3人とともにわしの屋敷を尋ねるように伝えてくれ…。
それから…Kabutoという者とKen-sinに関する情報を何でもよい聞き出してくるのじゃ…!」
「御意…!」
忍び達は潔い声を揃えて返事をすると…また影となりいつの間に散り散りになったかはいないけど…その場から消えた。
「何…!!
今の…?」
目の前でまさかの忍び出現に私達は目をこすり庭先を何度も見直した。
しかし…庭先には彼らの立ち去った後の風だけが庭先の草木の葉を揺らしていた。
「あれは…!
生駒の屋敷に仕えていた――忍びじゃ…!」
面食らった私達の表情に気づいた殿はゆっくり答えた。
「じゃあ…!
彼らは…!!!」
私は思わず諷馬の顔を覗き込んだ。
「…俺の…。
仲間…?」
諷馬は唖然とした顔でポツリと呟いた。

