「そうか…!!
じゃあ…迎えをよこすので…まず半田刑事と戸塚教授からの連絡を待ってくれ…!」
『は‥はいっ!!
あの‥よろしくお願いしますっ!!』
「うむ‥。」
歓喜の声が受話器の向こう側からもれてきた後…殿は会話を終えて電話を切った。
「濃‥!!
忍び連中は‥?」
突然思いがけない殿のセリフに私達はめをパチクリと見開きやり過ごした‥。
「多分‥近くで控えていると思います‥。
ご自分でお呼びになってみたらどうですか?」
「‥であるな!」
殿はそのまま窓際に移動して指笛を吹いた。
すると‥うちの庭先になんと5人程の影が一気に動いたかと思うと‥やがて庭先にいつの間にか固まり控えていた‥。
「ママ殿‥!
すまぬが‥戸口を開けてもらえぬか‥!」
「えっ‥!
ああ‥。
ハイハイ‥!」
ママは殿に言われた通り戸口を開けたのを見計らい庭先に集まる忍び達は跪いたまま顔をあげた。
「…お館様…。
お呼びでございましょうか?」

