『武士ドルが斬る!?』〈前編〉



 「そんなの…おかしいよ…!

 姉ちゃん‥!!

 よく考えてもみてよ!

 400年前の事だよ…!

 400年後の未来に引き継いで姉ちゃんが請け負うことないじゃん!」



 諷馬が怪訝な表情で反対意見を述べた。

 諷馬に理解してもらおうなんて想わなかったけど…面と向かって否定され胸に深く突き刺さった。




 「やめなさい…。
 諷馬…。」




 俯いた私の仕草をみたパパが諷馬の言葉を制した。



 「真帆がそれでいいなら仕方ない。

 例えそれが…400年前の事でも、二人には到底長すぎる時間だった筈だろうからね…。

 ただ…。

 信長くんには…この現代でもちろんやるべき事はやってもらわなきゃならない…。


 その条件をのめるかどうかだけど…その辺りはどうなのかな?」


 パパは殿を真っ直ぐ見つめて厳しい口調で尋ねた。


 そんなパパの視線を諸共せず…殿は真っ直ぐ見つめた。



 「是非もない…!

 受け入れよう…!!」



 その言葉に…ふう…と濃君と徳家くんは顔を見合わせて微笑んだ。