私の返答を聞いた徳家くんが…一呼吸間を置いて呟いた。
「多分…。
もしかしたら…過去の記憶を見ようとしている生駒さんと死を迎えようとしている吉乃が未来を夢で垣間見ているその過程でシンクロしたんじゃないかな?
人間って死ぬときに普段では絶対言わない言葉や行動をするって聞いた事があるしね。
専門外だから詳しい事はわからないけど…。
―――理屈で考えれば、過去世を見る生駒さんと来世を見る吉乃が生駒さんが思い出して行くたびに 吉乃も未来の様子を先見の明でみていたと仮定してもまったく有り得ない話ではないと想うよね…。
今の話を聞いてるとさ…。」
小難しい内容を丁寧に説明してくれた徳家くんにその場に居合わせた者は頷いた。
「それで…?
それで…?
どうなったの…?」
ただ1人この人だけは…好奇心からか目を爛々に輝かせて続きを催促し始めた。
「…ママ…!!」
無論…。
ここで…そんなママの行動に厳しいパパのお咎めが入ったのは言うまでもないけど…(汗)

