「おっ―!
康倖―!!
悪いな…!
濃君の事頼んでここに先に連れてきてもらって…!」
徳家くんの姿に気づいたその中年のおじさまこそ…かの有名な“カミ☆スン”などの人気番組を輩出させているTV局の局長‥徳家 大祐〈トクヤ ダイスケ〉さんだ…。
そんな超大物を目前にして注目しないワケがなく釘いるように親子の会話を見守った。
「いつの間に入ってこられたのですか…!!
一言声をかけてくれたら良かったのに…!」
突然のパパさんの出現に困惑する徳家くんとのやり取りを見守っていた。
「どうも‥徳家さん‥。
なかなかの逸材でしょ‥?」
人垣を掻き分けてきたうちのパパも‥徳家くんのパパさんに挨拶を交わして殿と濃君の横に並んで立った。
「ああ‥。
確かに‥。
そうだ‥!
このままカミ☆スンでデビューもいいんじゃないのかな?」
徳家くんねパパさんの言葉に私達は耳を疑ったがやがて‥!
「カミ☆スンで‥で…デビューって…!?」

