「はい…!?
濃君…!?
超良かったよ~!
あとでまた…最後に2人あわせてとるからちょっと息抜きしてて…!」
「分かりました…。
ありがとうございます…。」
律儀にお礼を述べ彼は私達の待つ場所に戻ってきた。
「…次は…殿の番でございます。」
「わかっておる…!」
気遣う濃君の言葉にゆっくり頷き…殿は私の方を向き直った 。
「大丈夫ですか…?」
いよいよ殿の番となり私は急に気がかりになり尋ねた私にフッと鼻で笑った。
「案ずるな…!
いってくる…。」
大きな手で私の頭を鷲掴みクシャクシャと髪を撫でた殿はそれだけいい残して羽柴さんの構えるカメラの前へと進みでた。
「あいつ…。
大丈夫かなあ…?」
その様子を固唾を飲み見守る諷馬が隣で呟いた。
「殿を信じるしかありませぬ…。
相手を信じれば…志気というものは自然と高まりまする…。
もし…それでも不安であれば…羽柴殿の後ろで見守られたらいかがでしょう…!」
「それ…名案!!」

