「確かに…真帆殿や未茶殿や弟の協力を無駄にしてしまうかもしれぬが…仕方がないから代理に撮ってもらうなどとそれこそ想いを無駄にするようなモノだ…!
価値がないから…どの様に使ってもよいなどとわしらにも失礼極まりない…!
第一自信がないのであれば…カメラマンだかなんだか知らぬが…そんなモノ辞めてしまって髪を剃り落とし坊さんにでもなればよかろう!!
お望みならわしが剃ってやるが…!」
怒りのボルテージがMAXにあがったのを感じて私は…殿の胸に飛び込んだ。
「わかった…。
殿の気持ちは…わかったから…。
約束したでしょ?」
殿の身体を抱きしめて私はとにかく必死で訴えた。
パチパチパチパチパチ…。
するとどこからともなく拍手が聞こえてきた音に気づき注目した。
「…素晴らしい…。
心意気だ…。
さすが羽柴さん…。
いい人材を見つけられましたね‥。」
拍手に続き重なって聞こえてきた声の方向をみた私は思わず声をあげた。
「パパ…!!」

