「えっ…!!」
殿は声を張り上げて怒りを露わにした。
「何言ってんだよ!!
お前こそ…態度もデカイし…ここまで協力してくれた姉ちゃんや愛先輩や未茶先輩や俺の努力を無駄にするなよ!」
諷馬が今にも殴りかかりそうな勢いで殿にくってかかったが殿は諷馬を睨みつけて更に続けた。
「何にでも適わぬモノがあるから…夢は存在する…。
その夢を実現させて…己の地位を確立させてる一流の者にも関わらずこやつは…急に適わないとわかれば何かの理由につけて卑下し…どんなに実力があっても勝てぬなどとほざいてるなどただのサルであろうが…!
わしは…その一流の道を究めた絵師と…聞いておるからこそ未茶殿に頼みここで描いてもらうつもりだったが…戦もせずに負けた!負けた!と戯れ言ばかり聞かされれば期待も超えて腹がたってくるってもんだろう。(怒)
認めないなら認めざるおえないようにするだけ…それだけの存在になればよいだけの話であろうが!
違うか…??」
殿の言葉に…なんだか遠くまでいたスタッフまで周りに集まりシーンと静まり返った。
殿の思いの深さが身にしみて伝わってきて胸を締め付けた…。

