『武士ドルが斬る!?』〈前編〉



 「さあ…。
 これからどうする?」



 忙しく動くスタッフさんを横目で見なが諷馬が尋ねた。



 「ここにいても… スタッフさんの迷惑になりそうだよね…。」



 場違いな客に働いてるスタッフさんが作業を進めながら通りすがりにジロジロと横目で眺める視線にいたたまれない雰囲気を感じ尋ねた。



 「ちょっと…待ってて…!」



 私達の問いかけに何かを思いついた未茶は、作業中のスタッフさんのところに歩み寄り声をかけ何やら楽しげに二言…いや三言程談笑を交わして再び私達のいる場所に戻ってきた。



 「今日なんだか急な撮影が入って…早めに現場に羽柴さん来てるみたい…。
 今‥ようやく終わって撮影所にいる筈だからっていってたから行ってみようか!」



 「…急な仕事って大丈夫なの?」


 未茶の言葉に愛が突っ込み尋ねると…彼女は…“まっ‥!
 行ってみてから考えよう!”って言葉を返し羽柴さんを撮影所の中を歩みを進め始めたので私達も未茶の後に続き足早に進んだ。