「子供だな…!
まるで…!!」
背後で私達のやり取りを見ながら諷馬がポツリと呟いた声が密室に響いたが…殿は押しボタンに気を取られ私の説明通りに押しボタンを押した。
やがて…扉がしまると同時にエレベーターは最上階へと上昇する。
さすがに上昇する時の感覚か…殿はお気に召さないのか上昇中は…私の手をしっかりつかんでいる様子が…なんだか可愛く思えた。
…私…。
やっぱり…ギャップフェチなのかも~(汗)
そんな事を考えてる間に最上階についた事を知らせるベルが響き前方の扉が開いた。
「押さぬとも開いたぞ!!」
「ええ‥。
自動で開く仕組みになっておりますから‥皆が降りるまで“開”のボタンを押したままでお願いします。
「わかった。
………こうか。」
殿は私の言った通りに開のボタンを押したその上から先導するように殿の手の上に私の手を重ねて先にでるように促した。
未茶と愛と諷馬の3人がエレベーターから降りたのを確認して私は殿の腕を引っ張った。
「ありがとうございます。
殿…。
さあ参りましょう。」
「もうよいのか?」
殿はなんだか名残惜しそうにエレベーターを降りたそこは‥すでに撮影所となっていて小道具などの美術品が脇に固められていた。

