『…わかってたよ…。
わかってたから…生駒さんに告ったんだ――。
もし本当に…殿との夢すらも…今まで出会った事もすらもなかった事にしてこれで終わりにできるというなら…ってちょっと期待もしたけど…さすがに織田信長相手にやり合う程そんな度胸ないしね。
気にしないで…。
俺の方こそごめんね…。
生駒さんの心試したりして困らせちゃってさ…。
ただこれからも…良かったらいい友人として話聞いてもらってもいいかな?
それだけは…お願いしたいんだけど…。』
電話口から徳家くんの声が響いた。
「うん…。
ありがとう…。
徳家くんにも…いっぱい迷惑かけちゃってごめんね…。」
二人ともようやくもどかしい想いから解放されて向き合えた気がした。
『良かった…。
これで自然に向き合えるよ。
殿の事も日本史好きてしては…おおいに興味あるしこれからも協力していくつもりだしね。
生駒さんとも…仲良くしていきたいのが本音かなあ?
まあ…こんな感じだから今日みんなでまた会えるの楽しみにしてるよ…。』

