イヤイヤ…濃姫…。
それは立派な心意気だけど…所々の節々で危険思想的なワードが適用されているんだけど…。
毒を吐く濃姫のブラックジョークに…苦笑を浮かべつつ言葉を返した。
「それで…。
羽柴さんの所で合流するって事だったのね…。
じゃあ…羽柴さんもその事はご存知って事なのかしら…?」
私の尋ねた言葉に濃姫は…フフと笑い声を並べて返した。
『…まあ…。
そーゆう事になるのかしら…。
早くねえ様にお会いしたいわ。』
濃姫はしみじみと私との対面による再会を望み呟いた。
「本当に…。
濃姫に会うのが楽しみよ。
来る時くれぐれも気をつけてね。」
なにせ狙われているかもいう危険もあるため彼女の身を案じた。
『ウフフ…。
この濃を誰と心得ます?
美濃のマムシと恐れられた斎藤道三の娘でござりますよ。
もし朽ち果てようともタダではくたばりませぬ。
その上もし狙い討ちしてこようものなら返り討ちにしてやりますわ!』
濃姫の声が受話器の向こう側で響いた言葉に…再び苦笑いを浮かべた。

