はあ………。
最悪な事態に私はよろめきながら電話を切って大きな溜め息をついた。
「どうかしたの…?」
愛と未茶が私の様子に透かさず尋ねた。
「えっ…………。
いやあ…(汗)」
返答に困りながら…言葉を詰まらせて頭の中でどう伝えようか考えた。
「諷馬くんからだったんでしょ?」
未茶が困惑する姿の私を察して答えた。
「うん…。
実はね…。
昨日話した京都の事件で盗まれた筈の暦に関わる巻物がなぜか…その番組の左側に座ってる人物の蔵からでてきたらしいのよ…。
それでこの右側に座っている人が権田教授の友人、戸塚教授なんだけど…彼と共に殿と一緒に戦国時代からこの時代に同行してきた殿の正室…濃姫も一緒に関東にきたみたいで、今…権田教授と一緒に徳家くんのお宅にいるみたいで…諷馬がこっちの近況を話したら一緒に同行するような話していたらしくて…羽柴カメラマンのとこで合流するらしいんだよね…。」
私の話に愛も未茶も顔を見合わせた。

